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悲しいお知らせが続いています。

悲しいお知らせが続いています。

11月に入り、冷たい空気で冬がすぐ近くまで来ていることを実感します。
この季節だからというわけではないのでしょうが、
最近悲しいお知らせをいただくことが多く、いろいろ考えることがあります。

今夏の義弟の突然の他界、往診に行った患者さんがふたり亡くなり、
二上駅前診療所にいつも来ていた患者さんがお二人続けて亡くなり・・・。

いつも来ていた患者さんのうちお一人は、いつも小さな娘さんを耳鼻科に連れてこられるお父さんでした。
最後にお会いしたときに、娘はもう大学生ですと笑っておられました。
もうお一人は、いつも明るくて周囲への気配りを忘れない女性でしたが、入退院を繰り返し亡くなられたと聞きました。

耳鼻咽喉科は死ぬような病気を扱わないという認識が一般にあるようですが、
とんでもない! 

私も病院に勤めていたときは死亡診断書は何枚も書きました。
初めて死亡診断書を書いた女性が生前下さったプレゼントのスカーフは20年以上経った今でも大事においています。
外来診療に戻ろうとした私の手をつかんで離さなかった男性は、その日の深夜亡くなりました。
主治医として最期までおつきあいした方たちとの出会いと別れは、私のこれまでの人生の礎になっています。
家族にも友人にも決して口外しないと誓っている患者さんとの約束事もあります。
どの医師も、口には出さなくても、何かそういうことをそれぞれ心に秘めているものだと思います。

死を宣告をする仕事、立ち会う仕事をしていますが、
幸いなことに現在の診療所では耳鼻咽喉科医として直接命に関わる疾患を扱うことは少ないです。
それでも、癌や急性喉頭蓋炎など重大疾患の見落としがないように、
毎朝、頭から水をかぶる気持ちで診療に臨んでいるつもりです。

 (耳鼻咽喉科 松本あゆみ記)

2017-11-07 20:30:06

女性耳鼻咽喉科医のひとりごと

 
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